1955-05-30 第22回国会 参議院 予算委員会 第17号
○田中啓一君 食糧需給推算のことになりましたが、経審長官に先ほどの根本問題についてお答え願おうと思いますが、その前にもう一つ突っ込んで農林大臣にお尋ねしたいと思いますから……。私は農林大臣が昭和二十九年度の米の買い上げの予定は二千六百万石であり、今年は二千三百五十万石である、この数字をお立てになりました基礎をお伺いいたしたい。
○田中啓一君 食糧需給推算のことになりましたが、経審長官に先ほどの根本問題についてお答え願おうと思いますが、その前にもう一つ突っ込んで農林大臣にお尋ねしたいと思いますから……。私は農林大臣が昭和二十九年度の米の買い上げの予定は二千六百万石であり、今年は二千三百五十万石である、この数字をお立てになりました基礎をお伺いいたしたい。
時間がありませんから、これを最初に要約して、食糧需給推算と、それの関連事項として、お尋ねをいたします。
こういうふうなことになつたならば今回の行政整理というものは却つて我が国における食糧需給、その他農林統計に関する点について悪化を来し、悪くなつて、却つてサンフランシスコにおける経済統計の宣言に反するようになりはしないかと心配するのでありますが、食糧の輸入或いは食糧需給推算、こういうふうなものにどのくらい支障を来すもののようにお考えになるか、お尋ねしたいと思うのであります。
ところが、これは関係者が違うのでありますが、安本の係りの者が司令部へ行つたときに、四、五日あとでありましたが話があつて、日本の食糧需給推算を立てて来い、こういう指示があつたのであります。そういうことから私は二、三の責任者を呼びまして、こういうことを聞いた。
○森國務大臣 日本政府はさきにお示しいたしました食糧需給推算によつて、これだけのものが必要だという数字を出したのであります。
併し日本は敗戰治下にありまして、この食糧需給推算につきましても、本当にいろいろな予算等の関係がありますので、こちらの考え一方においてこれを処理することが困難な事情にあることも御承察願えることと存じます。現に我々は「いも」類を主要食糧の一部に加えておつたのであります。
○坂本政府委員 その年次におきまする食糧需給推算の策定につきましては、従来すでに相当長い期間やつて参つたのであります。従いまして大よその見通しというものはついておるのでありまして、本年度におきまする需給推算におきましても、大よそ国内産食糧がどのくらいであつて、輸入の食糧がどの程度だということにつきましては、大体の見通しがついておりますことは、御承知の通りであります。
二十四年度の食糧需給推算から申しますと、輸入食糧は約百八十二万トン弱であります。それで二合七旬の配給基準というものは確保されて行つたわけなんであります。それが二十五年度において三百四十万トン入つて来るということになると、どういうわけでそういう厖大な数量を輸入しなくちやならぬのか、せれがわれわれのは納得が行かない。
三十四年度の食糧需給推算でいえば約二百万トン、このうち十万トンを繰越す。なお余分があればみその原料として六、七万トンを消費して、百八十三万トン弱というものが需給推算に入つておる。それの二倍ものものを輸入しなくてはならぬ基礎というものが、われわれにはわからぬ。その点をもう少し明確に御答弁願いたいのであります。むずかしければまた後ほどでもよろしゆうございます。
二合五勺にしていも類をはずす、こういうふうな構想が、むろん一人が考えたあれでありましようが、新聞に掲載されて、これが世間に伝わつたという、この二つの問題でありまして、政府におきましては、先ほど私が申し上げました通り、いも類の重要性を考えておりますので、ぜひとも来年度の主要食糧のうちにかんしよにおいて約四億万貫、ばれいしよにおいて一億五千万貫、これを主要食糧のうちに入れるという計画をもつて、来年度の食糧需給推算
食確法の改正案に対する審議の基本的な問題は、やはり食糧需給推算ということに根本を置いて、私どもはよく今後の情勢とにらみ合せて、この問題を愼重に取扱いをして行かなければならぬと思う。従つてこれはあとでもけつこうでありますが、政府は肥料その他の補給金を撤廃する方針をすでに発表しておいでになる。その肥料その他の補給金の撤廃によつて、国内の米価へのはね返りがどの程度あるか。これを一点お尋ねしたい。
これはいもの統制解除とか、あるいは供出後の自由販売とか、今悩み抜いておる問題とも非常な関連もありますし、あるいは食糧需給推算にも大きな影響がありますし、なおさらに輸入食糧の問題、これは本日は議論を避けますけれども、これは将来の農村経営に畜至大な影響を持つと思うわけでありますが、雜米の補正の問題は一時的の問題でありますけれども重大にわれわれは見ておるわけでありますから、大体の概要を私は承つておきたいと
そこで政府としては、本年度の食糧需給推算を発表している。これは單なる政府独自の発表ではありません。連合軍総司令部の許可を得て発表している。從つて本年度の生産目標はこれだ、供出して残つている数字はこれだ、だから、これだけ米がない、これだけ食糧の援助を願いたいということを申し出て、それによつて年間の需給推算というものが立つている。
大臣は本年二合七勺の配給を確保するために計画しました、二十四年度の主要食糧需給推算を認めておりましようか。この点をまず伺いたいと思います。
○平野國務大臣 現在の食糧需給推算は、日本の農民諸君が全力を傾倒して、あらゆる分野に生産をせられてもなお不足であろうという考え方になるのでありまして、決して需給の見透しの上において、農民がたくさんつくられたからと言つて、その邊を調節する意思はない。從つて農業協同組合をつくつて、各組合において、その生産面において全力をあげていただくということで決して心配はないと思います。
やはりこの實收額を確實に把握いたしまして、その把握した實數に基きます責任供出數量を割當てるのでありますから、だから一〇〇%なら一〇〇%供出することに必要なる農家經濟、再生産資材の確保、これらを安定せしめることによりまして、それによつて大體政府としては民間の食糧需給推算を確定したい、こういう立て方でありまして、それ以上の超過供出の分に對しては、これに大きな豫想、望みを懸けて對策を立てて置くということは